(9月)調室から


朝晩が涼しく感じられる日が出てきました。
虫の鳴き声も聞こえてきて、秋を感じられる季節になってきました。
とは言え、日中はまだまだ暑い日があるため、
引き続き水分補給をしっかりとして、体調に気を付けましょう。







中秋の名月「お月見」


 中秋の名月を「十五夜」ともいいます。
十五夜は、秋の美しい月を見ながら感謝する日と言われます。
十五夜にはお団子をお供えしますが、
そのお月見に欠かせないお団子は白玉粉や上新粉で作ります。

お月様の見えるところにお団子と、
秋に収穫される果物やススキを供えて
感謝と祈りを捧げましょう。

十五夜だけを楽しむのを「片月見」といい、
「十三夜を月見しないことによって、災いがやってくる」
とも言われているので、
日本では、【十五夜】と【十三夜】っていう
お月見の日があるんです。

十五夜=9/10(土)
十三夜=10/8(土)




健康の大敵!「食塩」に注意しましょう

 冷蔵・冷凍技術が普及する以前、「食塩」は、食品を腐敗から守り、
人類を支えてくれた貴重な防腐剤でした。

しかし、今はその役割はなくなり、
困ったことに「高血圧」という病気が残ってしまいました。
30代まではあまり気になりませんが、
実は、生まれてから何気なく食べている食塩で、
血圧は少しずつ上がり、将来の生活習慣病につながっています。

子どもだけでなく、家族の健康のために、
今日から「薄味」を心がけてみませんか?
 




★乳幼児期からの減塩の大切さ
 
 生まれてから、長い間に食べた食塩が、
加齢による血圧の上昇に大きな影響を及ぼしています。
食塩は1日に何gと考えるのではなく、
生まれてから何g食べたのかが重要です。

離乳期が終わると、味付けが濃くなりがちですが、
離乳期同様に「薄味」を心がけ、
食塩が少なくても「おいしい!」と感じられる味覚を育てましょう。
 
 ★減塩のコツ
1・食塩を多く含む加工食品の摂取には注意しましょう
2・食材そのものの味が濃い、旬の食材を使いましょう
3・出汁を上手に活用しましょう