(2019年4月)

今年度も毎月のほけんだよりを通して
保健情報の発信をしていきたいと思います。

元気に楽しく保育園生活が送れるように
お手伝いできればと思っています。

少しでも気になること
『いつもとちょっと違うなぁ』と感じること、
お父さん、お母さんの直感を大切にしていきます
のでお伝えください。


~乳幼児突然死症候群(SIDS)について~

SIDSとは、それまで元気で、
ミルクの飲みもよく、すくすく育っていた赤ちゃんが、
ある日突然、睡眠中に死亡する原因のわからない病気です。
窒息などの事故とは異なります。

日本では、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
 SIDSのはっきりとした原因は分かっていません。

ただ、1歳未満の特に2~6か月の赤ちゃんに多く、
男児、早産児、低出生体重児、冬季、
早朝から午前中に多いことは判明しています。

「絶対に予防できる」という手段はありませんが
発症のリスクを低下させることはできます。

乳幼児のお子さんがいるご家庭では
十分にSIDSを理解していただきたいと思います。



成木保育園では、以下のように取り組んでいます。


> 常に職員が見守り、特に午睡中は5分ごとに赤ちゃんのようすを記録しています。
> 敷布団はメッシュ素材で通気性のよいものをつかっています。枕は使いません。
> 布団のまわりには、ひもやタオルなど危険なものは置きません。
> また、スタイや首が締まるような衣服での午睡は避けています。
> 部屋を暖めすぎたり、厚着をさせたりしません。
> 定期的に健康診断を行い、赤ちゃんの発達のようすを把握しています。
> 睡眠時の呼吸状態を正確に把握できるように
 体動センサーを使用しいち早く異常を察知します。






~健康の記録の記入をお願いします~

下記の様式を確認してください。



3~5歳児は、ノート(あさのたより)の2ページ目に、
0~2歳児は、健康カードにそれぞれあります。

予防接種の状況を含め園児の健康状態を
把握する為に必要なことです。

もれなくチェックをしておいてください。

また、健康に関して伝えておきたいこと
不安に思うことなど、いつでもお聞かせください。