(202年9月)

長月

日増しに夜が長くなるので「夜長月」。
それが「長月」になったといわれています。
だんだんと太陽が離れていくため空が高くなるなど、
本格的な秋の到来を感じられる頃です。



痛くない転び方

~丈夫なからだづくりと豊かな経験~



日々、運動会の練習に励んでいる成木保育園。
膝や肘を擦りむいてしまうことが多々ありますが、
大きなケガ(骨折、頭や顔を打つ)にならないよう取り組んでいます。

毎日の生活の中で体を使って遊び、学ぶことで
健全な心身をつくるものだと思います。

そのような中で「痛くない転び方」を身につけていくことが必要です。

また、ゆっくりじっくり成長していく方が、
その後の体づくりによい結果を生む可能性もあるようです。


★0歳
ハイハイをしっかりすることで腹筋や背筋、
腕の筋肉など上半身が鍛えられて、
バランス感覚や反射神経が養われます。
ハイハイの時期が長い子は、
歩き方に安定感があって転びにくい体に成長していきます。
早く歩かなくても焦る必要はありません。


★1歳
痛みを経験することで、転ばないように段差をよけることや
大股と小股の区別をつけながら
歩くこと、転んだときの手の付き方を学び、
実践していけるようになります。


★3歳
瞬間的な動作がまだ出来ずに
頭から突っ込むことが多いのですが、
様々な経験をしていくうちに無意識に
「~すれば痛くない」という技を身に付けられます。
ここで親は、ある程度のわんぱくやおてんばな行動は容認し
手を出し過ぎないようにします。
やって良いこと・悪いことの区別が解ればよいのです。


★小学校入学まで
身を守る上手な転び方出来るようになれば、
顔面のけが、腕の骨折、永久歯が折れるなどの大けがが避けられます。







アレルギーと風邪の違い・・・

気温も下がって過ごしやすくなるのに
「秋口は、体調を壊しやすい」とよく耳にします。
子どもの場合風邪とは違って寒暖差アレルギーが発症しやすい季節でもあります。

風邪・アレルギーの違い
風邪など アレルギー
ある ない
鼻水の形状 ネバネバ サラサラ
鼻水の色 黄色 透明

人間の体は、急激な温度差が7℃を超えると、
鼻の粘膜がむくむので、鼻水やくしゃみ、頭痛のような症状が出現します。