今月の ほけん だより (2021年9月) |
長月 日増しに夜が長くなるので「夜長月」。 それが「長月」になったといわれています。 だんだんと太陽が離れていくため空が高くなるなど、 本格的な秋の到来を感じられる頃です。 ![]() |
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痛くない転び方 ~丈夫なからだづくりと豊かな経験~ 日々、運動会の練習に励んでいる成木保育園。 膝や肘を擦りむいてしまうことが多々ありますが、 大きなケガ(骨折、頭や顔を打つ)にならないよう取り組んでいます。 毎日の生活の中で体を使って遊び、学ぶことで 健全な心身をつくるものだと思います。 そのような中で「痛くない転び方」を身につけていくことが必要です。 また、ゆっくりじっくり成長していく方が、 その後の体づくりによい結果を生む可能性もあるようです。 ★0歳 ハイハイをしっかりすることで腹筋や背筋、 腕の筋肉など上半身が鍛えられて、 バランス感覚や反射神経が養われます。 ハイハイの時期が長い子は、 歩き方に安定感があって転びにくい体に成長していきます。 早く歩かなくても焦る必要はありません。 ★1歳 痛みを経験することで、転ばないように段差をよけることや 大股と小股の区別をつけながら 歩くこと、転んだときの手の付き方を学び、 実践していけるようになります。 ★3歳 瞬間的な動作がまだ出来ずに 頭から突っ込むことが多いのですが、 様々な経験をしていくうちに無意識に 「~すれば痛くない」という技を身に付けられます。 ここで親は、ある程度のわんぱくやおてんばな行動は容認し 手を出し過ぎないようにします。 やって良いこと・悪いことの区別が解ればよいのです。 ★小学校入学まで 身を守る上手な転び方出来るようになれば、 顔面のけが、腕の骨折、永久歯が折れるなどの大けがが避けられます。 ![]() |
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アレルギーと風邪の違い・・・ 気温も下がって過ごしやすくなるのに 「秋口は、体調を壊しやすい」とよく耳にします。 子どもの場合風邪とは違って寒暖差アレルギーが発症しやすい季節でもあります。
人間の体は、急激な温度差が7℃を超えると、 鼻の粘膜がむくむので、鼻水やくしゃみ、頭痛のような症状が出現します。 |