(202年7月)



7月の花
~蓮~

ハスの花言葉は
「清らかな心」「神聖」
「清らかな心」の由来は、
蓮が泥水を吸い上げて
美しい花を咲かせる姿から
だと言われています。


7月は、体が急激な暑さに慣れていないことや、
不快指数が高くなり、環境や体調の管理が、
特に注意が必要となります。

子どもは、体温調節機能が未熟であり、
突然、発熱することがあります。

保育園では、「節電」「換気」「清潔」を心がけながら、
環境を整え、体調変化に注意を払って生活していきます。

発熱の原因が環境の変化であっても体力が消耗します。
お迎えなどを依頼することもあります。
休息をとりながら夏を過ごしていきましょう。


 

「たかが蚊、されど蚊」



保育園で勤務していると蚊に刺されてひどく腫れる子を多く見かけます。
しかもなかなか治らないなどの皮膚トラブルがあり相談を受けます。

蚊に刺されるとなぜ、腫れたり、しこりになったりするのでしょうか。

蚊は刺したときに、唾液成分を皮膚に注入します。
この唾液成分に対してのアレルギー反応が腫れや痒みの原因になります。

蚊のアレルギーには、
「即時型アレルギー」と「遅延型アレルギー」の
2種類のタイプがあります。
下の表にまとめてみました。
 
症 状 対 処
即時型
アレルギー
蚊に刺されるとすぐにかゆみや腫れが出て、
数時間で自然と収まるタイプです。

大人に多い
冷やしたタオルを当てたり、虫刺されの
「かゆみ止め」を塗ると症状が緩和されます。

遅延型
アレルギー

刺されてすぐには症状が出ません。
数時間後から翌日にかけて
かゆみが強くなり、赤く腫れます。

それから1~2週間は
何度もかゆみがぶり返します。
あまり蚊に刺された経験がない人が
なることが特徴です。

子どもに多い
かゆくてもかきむしってはいけません。
かいた箇所が傷になって、
そこからウイルスや菌が入ることもあります。
症状が強く出ているときは、
早めに皮膚科に相談しましょう。


「たかが、蚊に刺されただけだから」
と遠慮しがち‥
そんなことありません受診していいのです。
 
保育園で取り組んでいること
* 外遊びの際には、虫よけスプレーを噴霧しています
* 汗を拭くことや、シャワーをするなどして皮膚を清潔に保ちます
* 害虫駆除の迅速対応、保健指導を通して害虫についての理解を深めています
* 虫に刺された際には、患部を水で洗ってから、軟膏を塗布します
* 刺され痕が傷になっているときは、水遊びに制限がありますのでご相談ください