(5月)
調室から


 新年度がスタートして、あっという間に1ヶ月が経ちましたが、
新型コロナのお陰で、自粛でお休みの子供達が多いですが、
元気にしていますか?

早く通常の生活になり、
子供達の元気な姿で登園して来る日を待っています。




5月5日は“端午(たんご)の節句”


 
 5月5日のこどもの日には、こいのぼりを立てて、武者人形を飾り、
“ちまき”と“かしわもち”を食べますね。

“ちまき”には、ちまきを毒ヘビになぞらえて、
それを食べることで免疫力がつき、
悪病災難の憂いを除くという意味があります。

また“かしわもち”には、
カシワの木は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、
子孫代々栄えるようにといった願いが込められているのです。

子どもの健やかな成長を願う気持ちは、今も昔も変わらないのですね。




~おかずはごはんといっしょに食べよう~




 ごはんとおかずをいっしょに入れて、
口の中で混ぜ合わせながら食べることを

“口中調味”(こうちゅうちょうみ)と呼びます。

これは、古くからの日本独自の食べ方です。

最近では、欧米型食文化の“ばっかり食べ”
(おかずばっかりを先に食べる食べ方)
をする子どももいるようですが、
口中調味には
「ご飯の量で味を調整して、濃い味に慣れない」
「脳を活性化させる」などの
利点があるようです。