(2019年6月)



これから流行する代表的な感染症は、
エンテロウイルス(手足口病・ヘルパンギーナなど)、
アデノウイルス(プール熱、結膜炎など49種類もある)
があります。

これらを総称して「夏風邪ですね」と
言われることがほとんどです。

だいたい1週間くらいで治りますが、
微熱が続いたり咳や鼻水が続く場合は、
再受診するなど検討してください。


~歯みがきが
 出来るようになるまで~

「歯みがきを嫌がって大泣きするんです」
という声が多く聞かれます。

なぜ嫌がるのか?

理由のほとんどは赤ちゃんの時期からの
恐怖心を引きずっていると考えられます。
まずは、お膝でねんねでやることがほとんどですが
上から覗かれるお母さんやお父さんの顔が
いつもと違って見えるからという理由があります。

どんな顔なのか…
下に鏡をおいて自分の顔を見てみるとよくわかります

(恐!)


もうひとつ歯ブラシを口の中に入れられると
気持ちが悪くなる反射があるからです。
入れ過ぎるとオエッとなることや、
口の中に唾液を溜めておくことが気持ちが悪いからです。

では、どうしたらいいのか?

嫌がったらおしまい
態勢を変えてやってみる
こちょこちょと軽くみがく…
など焦らず取り組むことです。

そして毎日の繰り返しが習慣となっていきます。
年齢がすすむとまねっこみがきをしたり、
好きな絵柄のハブラシや歯みがき粉をつかうなどし
て爽快感を得ることを学んでいきます。

そして定期的に歯科受診をしてむし歯予防や
ひどくなる前の治療をすれば問題ありません。

年齢 みがき方
1歳 保護者みがき
(全面的にみがいてあげる)
2歳 模倣みがき・うがいの練習
(親や兄弟の真似みがき+保護者みがき)
3~5歳 自分でみがく練習
(練習みがき+保護者仕上げみがき)




先日、きりんぐみになってはじめて
「ほけんのおはなし」をしました。

話を聞くにはどうしたらいいか、
発言するにはどうしたらいいかなど、
お約束をしてからはじめました。


本題は、お顔のはなしです。

いろいろな表情の絵カードを見ながら
気持ちを感じたり読みとったり、
「こんな顔の時は、だいじょうぶ?って聞いてあげたいな」
「楽しそうだなぁ、一緒に遊ぼう!って言う」など
嬉しくなるような優しい答えがたくさんありました。

お顔を見るだけで自分の気持ち、
相手の気持ちがわかることを伝えられたひと時でした。


これからも純粋で素直な気持ちを表現してくれる
きりんぐみのお友だちでいられると思います。