(202月)

 元旦には「年神様」という新年の神様が、
1年の幸福をもたらすために各家庭に
やってくるとされています。

おなじみの「明けましておめでとうございます」という挨拶には、
無事に年を越し年神様をお迎えできた慶びと感謝の気持ちが込められています。
新型コロナが収まり、早く平穏な日々に戻ることを心から願っています。



「こどもは、大人より一枚減らした薄着がいい」

 「こどもは、薄着がいい」これは根拠のあることで、
保育園でも、健康的な体づくりのために厚着になりすぎないよう衣類の調節を実践しています。
体温が1℃下がると免疫力が30~40%も低下するといった報告もあります。
厚手の衣類に頼っていると、体温調節機能が育たず低体温になります。
子どものころから寒さに負けない体をつくってあげましょう。




薄着にするためのポイント

* 服の枚数は大人より一枚減らす、肌着はちゃんと着せてあげるようにしましょう
* 背中の大きく空いたシャツは着せない、背中から内臓に冷えが伝わります
(お腹・背中をキチンと覆える服装がいいです)
* 薄手の服を重ねて着るほうが空気の層ができるため温かい
* 外出するときは、寒さを感じやすい首、手首、足首の「首」のつくところを温めましょう
 
・・・とは言っても、最も寒い時期ですので、
薄着にしたほうがいいとはわかっていても、
急に薄着にしすぎて風邪を引かないかも心配です。
冷えていないかを把握しながら調節しましょう。
 

 こどもの冷えに気づくポイント
* 本人が寒いと言っている、顔色、唇の色が悪いときは、保温する
* 赤ちゃんは、手足が冷たいのに、ご機嫌なこともあります 
機嫌がいいときは体の芯は、冷えていません 
赤ちゃんの冷えに気づくポイントとしては、お腹や背中が冷たいと、
赤ちゃんが寒がっているサインですので参考にしてください




日常のスキンケアしていますか?


 この時期になると、唇の荒れ、顔(特にほっぺた)に湿疹、手足の皮膚が乾燥してガサガサになって、
かゆいとか痛いとか訴える子が目立つようになりました。
極度に乾燥してしまうと皮膚が割れてあかぎれという状態になります。
スキンケアとは、清潔と保湿です。お風呂上がりのケアだけでなく
朝の登園前のケアも心がけましょう。清潔で保湿された皮膚は、細菌をバリアします。