(202年8月)

暑中お見舞い申し上げます。

この暑さはまだしばらく続きます。ご家族の皆様には、
お健やかに過ごされますようお祈り申し上げます。
 
西多摩地区では、RSウイルス感染や胃腸炎が流行しています。
成木保育園でも体調を崩すお子さんが多く、
体調が快復するまで時間がかかったお子さんもいます。
無理なさらず体を休めてもらうようお願いします。
これから、手足口病やアデノウイルス感染症なども
流行する可能性もあります。






コロナ禍における、言葉の発達


子どもの言葉の発達には、3つの力が必要と考えられます。


1.聴力・・・ 音声を聞く

低月齢の赤ちゃんでも、ママやパパが呼びかけると目で追ったり、
手足を動かしたりして反応するように、
言葉の発達には聴力が欠かせません。



2.模倣力・・・ 口の動きをマネする

目で見て口の動きを学び、マネしようとします。
赤ちゃんはママやパパの目をじっと見て、
次に口の動きに興味を示します。
「ままままま」、「だだだだだ」などの
喃語(なんご)を発して口の動きを練習します。


3.読解力・・・相手の表情や視線などを読みとる

相手が話す言葉の意味がわからない時期でも、
子どもは相手の表情や視線などを見ることで
「怒っている」「喜んでいる」などの
気持ちを察して感情の習得をしていきます。




3つの力を養っていくにあたり、
現在は、マスクで口元が隠れているため、
保育園の子どもたちは、
職員の口の動きや表情がわかりずらい状況にあります。

言語の発達に影響があるのではないかと
不安に思うことがあります。

保育士の先生方は、伝え方、伝わり方について
試行錯誤しながらわかりやすい保育をしています。
触れ合い遊びを多くもつこと、
相手の目を見ながらの会話をして感情を伝えるなど
言葉の発達を養ってあげたいなと思います。

また、家庭では、唯一マスクを外せる場所です。
親子や、兄弟の関わりを大切にしてください。


 



なりきほいくえん





一度しかない、今年の夏を家族で楽しもう??
 コロナ禍で今年もがまんの夏になりそうですが、
どんどん成長する子どもにとって、
今年の夏の体験や遊びは一生に一度、今しかできない貴重なものです。
一度しかない、今年の夏を親子で楽しく、
無理なく過ごせるといいですね。
場所や遊び方を工夫すればきっと、
楽しい夏になると思いますよ!