(202年11月)


霜 月
霜が降りる頃であることから、
「霜月」と呼ばれるようになったというのが
一般的のようです。


なぜ、体調を崩すと鼻水、涙がでるのかな?


 風邪でお休みする子が増えてきました・・
風邪かしら?と思うきっかけとして鼻水・せき・涙目があります。

この症状には理由があります。
詳しく説明すると、体内にウイルスや細菌が侵入すると、
すぐさま免疫機能が働きます。咳や鼻水、涙などは、
ウイルスなどを体外へ排除しようとする防衛システムなのです。
発熱も免疫機能が活発に働いていて、自分自身の体を守ろうとしているのです。


なぜ、風邪をひくとからだが痛くなるのかな?

 特に発熱する前兆として「体の節々が痛い」「体がだるい、重い」と感じます。
なぜ、わざわざ痛みなどの苦痛を感じさせるのか??
人間は、痛みを感じると体を動かすことをやめようとします。

これが重要です。

「動かないほうがいいよ、安静にしてね!!」
というありがたいサインなんです。

この痛みは、自分自身の体を守るための免疫の副作用と言われています。
無理して動いても良くならないことがわかります。
また、乳幼児は、辛さを伝えることが出来ないので、ぐずることや不機嫌な表情が目安です。
私たちの体の中では、常に万全な状態でいられるよう細胞たちが頑張っています。







爪のスキンケア
 
「せんせい、爪が痛い!!」「爪を切って!」
と訴えてくることが多くあります。

足の爪が、どこかにぶつけたとか踏まれたとかでもないのに
なぜか頻繁に割れたり欠けてしまう。
手の爪もささくれができたり二枚爪になっていたり、
大人と比べると頻繁に何かしらのトラブルになっているような気がします。
そんな爪のトラブルについてとり挙げます。

爪割れ、二枚爪 → 伸びすぎ、乾燥、爪噛み、靴が小さいことが原因です。
新しいものが生えてくるので心配することはないのですが、
ちいさな傷口から、ばい菌が入るとひょう疽といい、
化膿して赤く腫れてしまいます。

そのようなことにならないようにケアしておくことが必要です。


爪噛み →

行為そのものがストレス発散となっていることが多いので、
無理にやめさせなくていいと思います。
ただ、噛んで爪の先がデコボコになってしまうことや
『噛んでばかりいるとキレイな爪が生えてこないよ』
と教えてあげることもいいです。

赤ちゃんの爪の反り返り(スプーンネイル) →

爪が軟らかいうえ、ハイハイやつかまり立ちなど
常につま先に力を入れていることが原因です。
成長とともになくなります。
爪は、皮膚です。お肌と同じく保湿剤を塗り、
短くカットしておきましょう。