(2022月)


12月の花 ~カトレア~

華やかで艶やかな美しい花。
花言葉は「魔力」「魅惑的」「ランの女王」で
品種改良が盛んに行われたカトレアは
色やサイズも多く好みの品種を
見つけることも楽しみのひとつです

子どもがこの冬、注意しなければならない病気
 ここ数年、コロナウイルス以外の感染症が流行しませんでした。
3年経過して、今季に、インフルエンザや胃腸炎などが
大流行するのではないかといわれています。
 冬の代表的な感染症をとりあげてみましたので参考にしてください。






ロタウイルス性下痢症

2歳以下の子が重症化する傾向にあり、
入院治療が必要になることもあります。
突然に激しい嘔吐と下痢が起こります。
「白っぽい下痢」が特徴です。
嘔吐は1~2日で治まりますが、
下痢は1週間ほど続きます。

ノロウイルス感染症

感染力が強く集団感染を引き起こします。
下痢と嘔吐を繰り返すため体力の消耗が激しいです。
軽度の発熱を伴うこともあります。
乳幼児、高齢者など免疫が低下している人は
症状が重くなりやすく長引くことがあります。

インフルエンザ

突然に悪寒や全身倦怠感、
38℃以上の高熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。
特効薬がありますが、こじらせると
気管支炎や肺炎、中耳炎を併発することがあります。
低年齢ほどしっかりと治療をしなくてはいけません。

RSウイルス

38℃以上の高熱、鼻水、咳など風邪の症状が現れます。
1~2週間程度で治癒しますが、1歳以下は重症化しやすく
気管支炎や肺炎などを引き起こす危険性があります。
ゼイゼイ・ヒューヒューする呼吸状態になったら
入院治療が必要になるかもしれませんので
早めに受診をしたほうがいいでしょう。

溶連菌感染症

自然治癒は望めない感染症で、
丁寧な治療を必要とします。
多くは咽頭炎を発症し唾を飲み込むにも困難なほど喉が痛みます。
高熱、発疹、イチゴ舌など特有の症状もあります。
10日程度は、薬の内服をします。
途中でやめてしまうとすぐに菌が増殖し長引いてしまいます。

マイコプラズマ感染症

マイコプラズマという最小の微生物です。
突然発熱し、咳がでます。乾いた咳から
徐々に痰がからんだ湿った咳に変わっていきます。
熱が下がっても咳は1か月以上続きます。
多くの場合は、気管支炎程度で治まりますが、
重症化すると、喘息発作や
肺炎を併発する事があるので注意が必要です。





どんな子も「感染する側」でもあり、「感染させる側」でもあります。
保育園では多くの子どもたちが過ごしているので、
いったん感染症が発症すると一気に拡大してしまうこともあります。
10月末より胃腸炎のお子さんが多くいました。
手洗いマスクを徹底するのはもちろんですが、
嘔吐や排泄物の処理方法の職員への周知や子どもが触りそうな場所は、
消毒を毎日おこなっています。
また、吐物などで汚れた洋服を洗わずに
ビニール袋などで密封してお返しさせていただいていることもご承知ください。
感染症発症時には、保育園の状況をメール等でお伝えしていますが、
加えてご家庭での様子もお知らせください。
情報交換も感染拡大防止のひとつと思っていますのでご協力お願いします。